長距離トラック運転手の働き方改革と、運賃アップ,地方工場の物づくりを両立させる政策は？(国交委-参考人質疑20240405)

トラック運転手の働き方の改革、そして運賃の改善をすすめると同時に、地方の製造工場、物づくり、あるいは農産物が、運送の負担から需要減や工場の縮小につながることを防ぐ方策をうたなければなりません。

愛媛から首都圏との行き来はこれまで４日間だったのが２０２４年の運転手の働き方改革で５日間になります。それを４日間で済まそうとすれば、全線高速道路を使うか、帰りにオレンジフェリーを使うことになる。いずれにしても４万円程度追加的にかかります。国が中継基地を整備するという政策を中心に参考人質疑で質問しました。以下概要です。参考人のお答えのキーワード部分のみを書き上げました。

1. ”地方の”長距離運送業者・トラック運転手向けの有効な政策は？特に、中継基地の整備支援はどうか？

馬渡参考人：
・高速道路の代金をきちっとお客様からいただく

根本参考人：
・高速道路を使ってその料金をちゃんと払ってもらう
・ＪＲ貨物とかフェリーを長距離部分で利用するというのは重要
・中継基地、これは有効..運転手乗換えパターンと荷物を入れ替えるパターン、いろいろなパターンで

成田参考人：
・適正料金をいただく

首藤参考人：
・運賃を上げる
・中継拠点を設けていって、できるだけ、一回トラックに乗ったらもう五日、六日帰ってこれないというような働き方こそ変えていかないといけない..日帰りで運行できるというような体制を組むためには、やはり中継拠点を設けていく

2. 標準的な運賃は、最低運賃にすることについてのお考えは？

馬渡参考人：
・将来的には、私の個人の意見では、そこを最低運賃にしていただけるというのは非常にありがたい

根本参考人：
・実運送体制管理簿を作り、二次下請までに制限してもらうという、まずそれが一番基本

成田参考人
・まずは標準的運賃

首藤参考人
・標準的運賃がうまく機能しないのであれば、検討の余地がある

3. トラック運転手が休憩できる環境整備について
・サービスエリア、パーキングエリアの様々な改善
・大型の駐車場に普通の乗用車の駐車する状況があるというふうなこともありますので、その辺も含めて、利用者のマナーの向上を

永田町えひめ（愛媛新聞20240406付）

物流ニッポン20240412付記事

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速記録
www.shiraishi.cc/20240405KokkouSankou-Sokki.pdf

動画

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衆議院議員 白石洋一 （今治市 西条市 新居浜市 四国中央市 上島町）
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白石洋一（しらいし よういち）　衆議院議員
今治西高卒 東京大学法学部卒
日本長期信用銀行勤務
カリフォルニア大学バークレー校経営大学院(MBA)修了
監査法人KPMGニューヨーク事務所勤務
９・１１事件に遭遇し、政治家を目指し、帰郷し立候補
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