国道11号新居浜バイパス促進を!~特に、太鼓台祭り巡行と集落の一体性確保を~(予算委員会第8分科会(国土交通分野2022年2月16日))

予算委員会第8分科会(国土交通分野2022年2月16日)にて国道11号 新居浜バイパス第1工区の供用までの見通し、予定地住民への配慮と促進を求めました。特に、太鼓台祭り巡行と集落の一体性確保について強調しました。以下抜粋です。

(白石)国道11号新居浜バイパスで、残るのは光明寺から船木の間です。
今そこのところの調査、設計をやっているところなんですけれども、是非これを進める、促進する、その鍵というのは、地元にお住まいの方々の懸念、そして、できた後の生活のことを配慮してあげることじゃないかなというふうに思うんです。

具体的には、そこに道ができるという設計をする際に、ここはお祭りというのが非常に盛んです。

太鼓台というのを、山車、みこしの大きなやつを市内で巡行するんですけれども、そのときに、道ができたらどこを通るんだろうというところ、下をくぐるのか、どこか、平面交差のところを回るのか、こういったところがちゃんとイメージできるような形にするということは大事です。ずっと江戸時代から通る道というのは決まっていて、それを変更するということは、ここのお住まいの方々にとって非常に大事なことなんですね。

それともう一つは、バイパスですから、常に密集地の中を通るというところがあると思うんですね。その中には集落があって、集落は、隣近所だけじゃない、親戚、同じ名字の人がたくさん集まっているところもある。そこに道が来て、そこが高架だったりすると、大きな万里の長城みたいなところが集落の中を通るということになったら、じゃ、そこの行き来はどうなるんだ、これまであった集落としての一体感はどうなるんだと。

こういったところを設計にちゃんと取り込んでいくことによってむしろ事業というのは進む、用地買収が進むというふうに思うんですけれども、大臣、ここの点はいかがでしょうか。

(大臣)委員御指摘の、地域の特性や文化、一体性、そういうものをよく考慮した設計にしてほしいということでございますが、今後、説明会等を開催し、地域の皆様の御意見につきまして十分配慮しながら、早期開通を目指してしっかり取り組んでいきたいと思います。

(白石)大臣、是非お願いします。例えば、これは地域の住民説明会で使われた資料で、平成十六年なんですね、そのときには、見通しというのは、さっきまさに挙がっている東田―船木間、これは平成十六年より設計すると。平成十六年だったものが、今、令和四年になっている。その間、ずっと説明会がなかったらしいんですね。

やはり、説明会を定期的に行って、そこで住民の思いを酌んで、それを設計に織り込んでいくということを是非やっていただきたい。それが早期開通につながると思いますし、やはり住民の方にとっては人生設計もあります、平成十六年にこれを説明されて、それで人生設計を組んだら随分変わってしまったということにもなりますので、是非その点をよろしくお願いします。

(速記録)
www.shiraishi.cc/20220216Yosan8Kokudo-sokki.pdf

(動画)
https://youtu.be/c5TibFjI4_U

衆議院議員 白石洋一 (今治市 四国中央市 新居浜市 西条市 上島町)

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白石洋一(しらいし よういち) 衆議院議員
今治西高卒 東京大学法学部卒
カリフォルニア大学バークレー校経営大学院(MBA)修了
日本長期信用銀行・監査法人KPMGニューヨーク事務所
9・11事件に遭遇し、政治家を目指し、帰郷し立候補
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