(厚労0312) 在職老齢年金の廃止の財源は将来世代の年金減額だぞ! 給付金はプッシュ型で! 受給資格期間廃止!
生活できる年金制度にすべきとの観点から3月12日衆議院厚生労働委員会で根本大臣他にいくつかの提案を兼ねて質問しました。
趣旨は、以下の通りです。引き続き頑張ります!
1. 今年の年金を目減りさせるマクロ経済スライドは低所得者に対しては停止すべし(問1)
2. 政府で検討している在職老齢年金の廃止がもしなされたら、一般の方々の将来の年金給付が減るのでやるべきではない(問3)
3. 年金生活者支援給付金を、申請による給付(申請主義)ではなく、プッシュ型により給付すべし(問5)
4. 消費税原資の年金生活者支援給付金は定額の月額5000円にすべし(問5)
5. 現在10年の受給資格期間を廃止し(0年にし)、保険料を支払えばその分受給できるようにするべし(問7)
その他、質問準備していていたものとして、年金ネットの受給見込み金額にマクロ経済スライドの加味をすべし(問8)、さらなる短期労働に対する厚生年金適用拡大と、副業を心理的にも簡易化すべし(問9)については次の機会に質問します。
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質問詳細:
1. 今年のマクロ経済スライド発動について
改定0.1%上昇分の年間給付総額は?
(マクロ経済スライド0.5%抑制によってセーブ(給付抑制)された年間給付総額は?)
そのうち福祉的給付受給対象者についての金額は?
2. 政府の年金改革の方向性は(骨太方針)
現在の政府年金改革の内容は?
年金財政検証の状況は?
年金財政検証を受けての追加的改革はあるか?その内容は?
3. 在職老齢年金の廃止(検討しているとのことで)
それに伴う追加的年間給付総額(年金財政上はマイナス)?
年金財政上プラス効果はあるか?あればどれぐらい?
4. 標準報酬上限の引上げ
標準報酬上限の引上げをした場合、在職老齢年金制度があることによって年金財政上給付抑制効果はあるか?
5. 福祉的給付の具体的内容(2012時 所用年間5600億円)
個々人にいくらなのか何時通知する?
何時の年金給付から?
もし、変更して一律月額5000円にしても事務的に対応できるか?
追加的給付総額は?
6.受給資格期間25年→10年になったが、
年金の追加的年間給付総額は?(2012時300億円)
7. 受給資格期間10年→0年にした場合、
年金の追加的年間給付総額は?
福祉的給付の追加的年間給付総額は、現在制度の按分の場合は? 一律5000円の場合は?
8. 年金ネット
マクロ経済スライドの加味はないとのことだが、言及も全くないのか?
年金見込額試算に、マクロ経済スライドを財政検証の前提条件で加味すべきではないか?
自分でマクロ経済スライドの条件入力をできるようにすべきはないか?
9. 短期労働に対する厚生年金適用拡大の見通し
副業で収入を総計したら厚生年金だが、一つ一つでは足らない場合、
標準報酬月額の最低額を下げるべきでは?細分化もすべきでは?
副業先を知られたくない場合や、副業していること自体を知られたくない場合は?
速記録
www.shiraishi.cc/20190312kouroui-nenkin.pdf
動画
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=48790&media_type=