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■よういっちゃんねる■
民主党 衆議院議員 白石洋一からのメール
２０１１年新春号 http://shiraishi.cc/
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{EMAIL}宛てにお送りしております。
「日本のあるべき社会像〜2011年を迎えて〜」
我が国は９００兆円もの国の借金をかかえながら、目先の雇用や国内企業の情勢も
厳しく、この二つへの施策は相反する面がある上、国会が衆議院と参議院でねじれ
になっており、２０１１年は政策の決定、実行が滞りがちになるのではないかと私
は、皆様同様に不安に感じております。
今こそ、これからの社会像を描くことが重要です。物事を決めるときにはプラス面
とマイナス面があり、判断する基準に、「あるべき社会に近づくか否か」が総合し
て重みを持つことで判断できるからです。
さらに、あるべき社会に近づくことが一番重要だと、他の問題に優先することに合
意がとれたら、残された貴重な時間の使い方ももっと有益なものになるでしょう。
全ての大元は、「このままではこの国は破綻しかねない」という危機感です。
私は、日本長期信用銀行に勤めていました。８７年に入行したときは格付トリプル
Aで成長盛りの銀行でしたが、９８年に実質破綻し国有化されました。 その末期に
今の国の状況が似ているので私は非常に危機感を持っている訳であります。
長銀の末期は、経営者が不良債権という大きな問題に取り組むべきであるが、会社
の体力が落ちていることでそれに派生する中規模の問題が多発し、その対応に追わ
れ、失敗もしているうちにリーダーシップを振るえなくなり、大きな問題の重さに
押しつぶされた。そういものでした。現在の日本も相対的に国力が落ちてきている
故に思いがけない問題が散発しはじめ、政府もその対応に追われています。似てい
ませんでしょうか。
私が持つ日本のあるべき姿は、
� 。坑娃庵�円の国の借金の増加を止めて破綻を回避する。
�◆ 々眦拈�長は終わり、限られた所得のなかで幸福感の感じられるよう医療、介
護、年金、福祉、教育の社会保障によって国民に生活の安心感を提供する。
�� 企業の自由な経済活動を保障し、石油などライフラインの必需品を輸入でき
るだけの外貨を持続的に獲得する、ことであります。
まず、税金のムダ使いをなくさなければなりません。我々が税金・保険料を払うの
に納得感がなければならないのです。天下り機関による中間搾取や不要不急の事業
を見直します。過剰な規制を廃し、公務員の仕事のあり方を見直し、閉塞感を打ち
破ります。企業は母国から逃げない時代に設計された税体系を抜本的に見直し、法
人税中心から消費税に立脚した構造、さらに余裕のある方々からの負担をお願いし、
資産税や相続税を増やします。公平に納税や交付を受けるためにも納税・社会保険
番号導入は不可欠です。
あるべき社会実現の為の手段としての位置づけですが、良い政策がどんどん出て実
行される仕組みが日本にしっかり備わるべきであります。それは、選挙制度、特区
制度、報道の多様性であると考えます。
衆議院議員 白石洋一 拝
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