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    • 白石よういちからの国政便り

    ━━━━━━━━━━━━
    ■よういっちゃんねる■
    愛媛3区衆議院議員 白石洋一からの国政便り
    2019年12月発行号
    ━━━━━━━━━━━━
    西条市立周桑病院が再編検討先に上がってい
    ることへの異議や、地方のひきこもり・不登
    校児について対策充実の要望、さらに基礎老
    齢年金を遺族年金と同様に非課税扱いとすべ
    きではないか、また障がい基礎年金で最低限
    の生活は確保できるようにすべきではないか
    と厚労委(20191122)加藤大臣等に質問し
    ました。

    一. 地方の公立・公的病院の再編統合の検
    討先リストについて

    報道によると「厚生労働省は今年9月26日
    市町村などが運営する公立病院と日本赤十字
    社などが運営する公的病院の25%超にあたる
    全国424の病院について「再編統合について
    特に議論が必要」とする分析をまとめ、病院
    名を公表した。診療実績が少なく、非効率な
    医療を招いているためだ。ベッド数や診療機
    能の縮小なども含む再編を地域で検討し、
    2020年9月までに対応策を決めるよう求めた」
    (日経)とされている。

    1) 配布資料でカテゴリBの「類似かつ近接」
    の20分以内は高速使用を可としている。 
    緊急ならまだしも、他の5領域は外来が殆ど
    で、高速は使わない。「近接」ではないので
    はないか?

    2) 問題はベッドが多いことではない。地方で
    は、患者はいても、医師がいないから、診療
    もできなく、よってベッドも使わないケース
    が多いのであって、医師不足こそ根本的な問
    題ではないか?

    その前提でこの分析に使ったデータを、人口
    数の割に、診療実績の少ない領域を、その地
    に医師が不足している領域としてあぶり出し
    ていく分析をするよう提案するが、如何?
    (大臣)

    3) 許可ベッド数を減らしたり、病院再編す
    るのではなく、2で提案した、あぶり出され
    た地域別、領域毎の医師不足のところに、優
    先的に医師を派遣する仕組みが必要だと思う
    が政府対応は如何?(大臣)

    二. 地方のひきこもり・不登校児について
    対策充実を!

    15歳〜39歳までの広義のひきこもり状態に
    ある者 54.1万人、狭義のひきこもり状態
    にある者 17.6万人(平成27年12月内閣府
    調査)。
    40歳〜64歳までの広義のひきこもり状態に
    ある者 61.3万人、狭義のひきこもり状態
    にある者 36.5万人(平成30年12月内閣府
    調査)となっている。

    愛媛でも不登校の小学生は243人とされ、
    地方でもさらに地方とされる地域にもひきこ
    もりの人が多くいる。そのような地方でもひ
    きこもり対策はちゃんとなされているか、と
    いうのが問題意識。

    1) 引きこもりについて厚労省の取り組み
    ひきこもり地域支援センター設置の状況、
    ひきこもり支援コーディネーターの配置状
    況は?

    2) 愛媛の陣容 (広島、香川は)?

    3) 県庁所在地以外の地方に焦点をおいた
    ひきこもりへの取り組みは?(大臣)

    三. 基礎年金を諸制度において遺族年金と
    同様に非課税扱いとすべきではないか?

    基礎年金のみで生活している障がい者が生活
    保護ではなく、年金制度の中で最低限の生活
    ができるように。

    1) 税制上、遺族年金は非課税
    なぜ、基礎年金は非課税ではないのか?遺族
    年金や障がい年金同様非課税にすべきではな
    いか?(財務大臣政務官)

    2 ) 年金生活者支援給付金対象者の条件の、
    「公的年金等の収入金額とその他の所得との
    合計額が879,300円以下である」に遺族年金
    は含まれない。老齢基礎年金も同様に含まな
    い計算にすべきではないか?(大臣)

    3) 他に遺族年金を、他の基礎年金などの公
    的年金と取り扱いが異なる制度は何か?
    (厚労大臣政務官)

    四. 障がい基礎年金の老齢基礎年金との差
    額を福祉の対象として保険財政ではない財源
    で負担し、金額を上げるべきではないか?

    障がい者は会社・役所勤務している方は少数
    であり、圧倒的に障がい基礎年金に頼った生
    活をしている。それにマクロ経済スライドを
    かけてさらに減らすのではなく、障がい基礎
    年金でも最低限尊厳ある生活ができるように
    すべきではないか。

    1) 障がい基礎年金と生活保護費との比較

    2) 財政検証における、障がい基礎年金の推
    移予測(標準シナリオ、悲観シナリオ)

    3) 障がい基礎年金までもマクロ経済スライ
    ドの対象とすべきではないのではないか!

    4) 障がい基礎年金の老齢基礎年金との差額
    を福祉の対象として保険財政ではなく財源で
    負担し、かつ金額を上げるべきではないか
    (大臣)

    質疑の様子
    www.shiraishi.cc/20191122厚労委-周桑病院/-IMG_3219.JPG
    www.shiraishi.cc/20191122厚労委-周桑病院/20191122厚労委-洋一.png

    配布資料
    www.shiraishi.cc/20191122厚労委-周桑病院/20191122厚労委-配布資料.pdf

    動画
    https://youtu.be/K4Ld6yx1ttM

    議事録
    www.shiraishi.cc/20191122厚労委-周桑病院/20191122厚労委-議事録.pdf

    愛媛3区衆議院議員 白石洋一
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